pool

vol.7

7号表紙

2010年12月発行

定価 500円(送料負担)

編集担当は、五島諭、中田有里、そして2010年度短歌研究新人賞の山崎聡子。
新メンバーとして土岐友浩、山田航、元・早稲田短歌会および京大短歌会の櫻木みわが加わりました。

ゲスト評論は俳人の山口優夢さん。行き届いた作品鑑賞を通して、短歌と俳句の違いに迫ります。前号評はなみの亜子さんです。

座談会「プロレタリア短歌の照らし出す三つの限界」もぜひ!

<特集>「プロレタリア短歌の照らし出す三つの限界」
松澤俊二・石川美南・内山晶太・五島 諭・堂園昌彦・中田有里

<短歌>
堂園昌彦「感情譚」/二又千文「道々に咲く」/五島諭「あした晴れたら」/石川美南「LAND」/小林友紀子「蜜の海」/中田有里 「また次の日」/櫻木みわ「スカートの裾のそよぎも」/清水寿子「筆禍舌禍」/土岐友浩「Jail Break」/内山晶太「アパートのゼラニウムのベランダの降りそそぐ生活感のために」/山田航「珈琲牛乳綺譚」/山崎聡子「飼育係」

<俳句>
中田有里「夜」

<ゲスト評論>
山口優夢「いとしくてこわい他者―俳句には立ち上がりにくいもの」

<評論>
山田航「同時代における二つの写実―永井祐と北川色糸」
石川美南「『星野しずる』とは誰なのか」

<前号評>
中川佐和子

<今号同人評>
中田有里/山崎聡子

<小特集>あたらしいと思う歌
五島諭「対話の詩形」
二又千文「あたらしい朝」

<新同人紹介>

<同人の最近の活動など>


vol.6

表紙イラスト 2008年11月発行 本文112ページ

定価 500円(送料負担)

同人5人増員で、ますます混沌を極めるpool。

ゲスト短歌は、水原紫苑さんの新作短歌20首のほか、永井祐さん高田祥さん山田航さんの評論、中川佐和子さんの前号評も!

また、2007年短歌研究新人賞最終候補作となった堂園昌彦「やがて秋茄子へと到る」30首、松澤俊二の力作論文「皇紀二六〇〇年の「内面」ー『新風十人』とその評価史の可能性」も必読です。

<ゲスト短歌>
水原紫苑「さねさし」
永井祐「日本の中でたのしく暮らす」
高田祥/石川美南「BANK LOVERS」

<短歌>
清水寿子「肌色の記号論」/堂園昌彦「やがて秋茄子へと到る」/多田百合香「菜の花を揺らすものに」/内山晶太「冬のこと」/石川美南「夕暮王その後」/山崎聡子「夜祭エレジー」ほか2篇/二又千文「冬の雲脚」/五島諭「酔ったというと」/小林友紀子「生命 星野道夫の著作に寄せて」/松本隆義「雨のめぐみ[前編]」/中田有里「冬ごもり」/神保元「カジツグウセイ」

<今号同人評>
石川美南/堂園昌彦/五島諭

<特集1>『新風十人』を読む
3首選+短評
松澤俊二「皇紀二六〇〇年の「内面」 『新風十人』とその評価史の可能性」

<特集2>pool座談会「もう少し、歌のリアルを考えてみる」

<ゲスト評論>
山田航「リアルな肉声のある短歌」

<詩>
中田有里

<評>
内山晶太「「セクシャル・イーティング」評 各人の作品についてと全体の印象」

<書評>
内山晶太「閃く苦味のこと―岩田儀一『内線二〇一』」

<報告>
石川美南「pool合宿メモ」

<エッセイ>
山崎聡子「サーカスの思い出」

<前号評>
中川佐和子

<新同人紹介>

<PRページ>
アークレポート 歌クテル 豊作 ガルマン歌会 さまよえる歌人の会 tankaful.net 短歌行 新彗星



vol.5

5号表紙イラスト 2007年7月発行 80ページ

定価 500円(送料負担)

ゲスト短歌は中田有里さん内山晶太さんには評論を、三井修さんには前号評をお願いしました。


<巻頭エッセイ>
「揺れながら」小島香奈子

<ゲスト短歌>
「食べ物」中田有里

<短歌>
二又千文「水蜜桃」/小林友紀子「歌舞伎観劇記」/清水寿子「泳ぐ」石川美南「紆余曲折、または信号を左」/神保元「出来得ベクンバ さようなら」/五島諭「雲雀」/小島香奈子「花と王子」/松本隆義「植樹」

<今号同人評>
松澤俊二

<特集「現代短歌について思うこと」>
寄稿「現代短歌について思うこと 〜戦略性の圏外」内山晶太
「現代短歌雑感」五島諭
「短歌のレイアウト」石川美南
「横顔は小舟をすてるのです」小島香奈子
「あおいからだ」二又千文

<評論>
「観潮楼歌会・常磐会歌題の示すもの――明治四十年代短歌の展望」松澤俊二

<エッセイ>
「木枯らしの中、私は呆然と立ち尽くしていた。」石川美南

<書評>
佐藤弓生『眼鏡屋は夕ぐれのため』評 石川美南
梶原さい子『ざらめ』評 五島諭
棚木恒寿『天の腕』評 石川美南

<前号評>
三井修

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vol.4

表紙イラスト 2006年2月発行 80ページ

定価 500円(送料負担)

今回から編集交代制を導入。 4号の編集(特集企画・ゲスト依頼・原稿収集など)は小島・神保・二又が担当しました。

ゲスト短歌の盛田志保子さん、pool評の田中庸介さん、同人誌評の黒瀬珂瀾さん、前号評の坂井修一さんと、ゲストがとても豪華!

毎回好評な板屋越かおるさんの表紙イラストに加え、あんどうさちこさんによる描きおろしのイラストも!


<巻頭エッセイ>
「きみこちゃん」小島香奈子

<短歌>
「揺れながら、咲く。」小島香奈子/「SPRING 」松本隆義/「定離偶成」神保元/「滑りはじめぬ」小林友紀子/「Reborn in China」五島諭/「晩秋の」石川美南/「粘土質の砂浜」清水寿子/「The Path to Family」二又千文

<今号同人評>
五島諭

<4号オリジナル企画「pool世代を考える」> →企画説明(神保元)
「自画像5首+エッセイ(私にとって短歌とは何か?)」(石川美南/二又千文/神保元/小島香奈子/小林友紀子/松澤俊二/松本隆義/五島諭)
「世代論についての素描」松澤俊二
ゲスト寄稿「同人誌を出すということ」黒瀬珂瀾 「勇気と力」田中庸介 

<短評>
「「ふつう」な人々」石川美南

<ゲスト短歌>
「秋傾き」盛田志保子

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<前号評>
坂井修一

<同人アンケート>
「もし、短歌に出会っていなかったら、今頃自分は・・・」

vol.3

vol.3表紙イラスト 2005年5月発行 80ページ
定価 500円(送料負担)

「とにかく、締め切りを守る」が第一目標だったvol.3。(結果は…。)二又千文企画・塩原歌会では、那須で活動中の「Leafy」メンバーと意気投合。吟行会記録で、その楽しかった時間を再現してみました。

初回発送分には返送用「感想ハガキ」を同封するという暴挙に、たくさんの方が応えてくださいました。pool一同、心よりお礼申し上げます。

<巻頭エッセイ>
「図書館司書Nに。」清水寿子

<短歌>
「猛暑とサッカー」石川美南/「ノルウェーにも持って行ったノートから」五島諭/「逆さまの地図」小林友紀子/「夕方に旅立つ」清水寿子/「教場のキリスト」神保元/「a flight of stairs」二又千文/「雨とい」松本隆義

<同人評>
石川美南評 清水寿子/五島諭評 松澤俊二/小林友紀子評 神保元/清水寿子評 二又千文/神保元評 石川美南/二又千文評 松澤俊二/松本隆義評 小林友紀子

<歌会録>
「吟行会@塩原」二又千文 「合同歌会録」松澤俊二

<詩>
「ゼリーのある風景」小島香奈子

<評論>
「〈共感のコミュニティ〉―九條武子とその読者たちについての試論」松澤俊二

<歌集評>
斉藤斎藤『渡辺のわたし』評 小林友紀子/松木秀『5メートルほどの果てしなさ』評 石川美南/石川美南『砂の降る教室』評 小島香奈子

<エッセイ>
「トロッコ」神保元

<前号評>
永井祐

<後記>

vol.2

2004年9月発行 96ページ
定価 500円(送料負担)

vol.1からずいぶん間を空けての発行となってしまったvol.2。そのぶん濃いものを出さん、と気合は十分。poolが主催した『砂の降る教室』批評会でも販売しました。

<巻頭エッセイ>
「ゆびさきの夏」小島香奈子

<短歌>
「慢性衝動途中下車病」清水寿子/「ひかり」松澤俊二/「インカ帝国の朝」松本隆義/「花うさぎ」小島香奈子/「弓のうねり」小林友紀子/「生きる」神保元/「卒業に関する短歌その他」石川美南/「喜怒哀楽」五島諭/「cotton tail」二又千文

<映画評>
「ジャンヌ・ダルクの微笑」小林友紀子

<同人評>
清水寿子評 五島諭/松澤俊二評 石川美南/松本隆義評 松澤俊二/小島香奈子評 二又千文/小林友紀子評 清水寿子/神保元評 松澤俊二/五島諭評 小林友紀子/石川美南評 松本隆義/二又千文評 神保元

<詩>
「みるくきゃらめる」小島香奈子

<歌集評>
『砂の降る教室』同人批評会
『砂の降る教室』評 五島/小林/松澤/神保/二又
黒瀬珂瀾『黒耀宮』評 小林友紀子/小林信也『千里丘陵』評 松本隆義/今橋愛『O脚の膝』評 石川美南

<エッセイ>
「形と喜び/團十郎の聖顔布」神保元

<活動記録>

<前号評>
棚木恒寿

<同人アンケート>

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