pool

poolは、2002年に創刊した短歌同人誌。水原紫苑短歌実作ゼミ、学生短歌会、同人誌punch-manなどに属していたメンバーが、新しい仲間と場を求めてわらわらと集まったのが始まりです。その後、何度もメンバーの増減を繰り返し、現在に至ります。

互いの短歌を責任を持って見せあえる場所として、また、新しい短歌の静かな発信地として、このpoolを育てていきたいと思っています。

vol.8

8号表紙

2014年11月24日発行

定価 700円(送料負担)

実に4年ぶり(!)となった8号。この4年の間に、石川美南『裏島』『離れ島』(2011.9)、山田航『さよならバグ・チルドレン』(2012.8)、内山晶太『窓、その他』(2012.9)山崎聡子『手のひらの花火』(2013.5)、堂園昌彦『やがて秋茄子へと到る』(2013.9)、そして五島諭『緑の祠』(2013.11)と、pool同人の歌集が7冊刊行されました。

今号では、pool創刊メンバーである五島諭の『緑の祠』を中心に、それぞれの歌集について評を書きました。

座談会「大きな歌、小さな歌」では、あえて茫漠としたテーマに挑んでいます。



<短歌>
仲田有里「自由」/堂園昌彦「冬に近づく僕らのために」/山田航「亡都ピープル」/山崎聡子「眼底の川」/櫻木みわ「燃える子ども」/清水寿子「手をつなぐ光」/種市友紀子「絮を吹く」/内山晶太「冬物、春物」/石川美南「鹿(LAND・その3)」/石川美南「博覧会(LAND・その8)」/二又千文「ボート」

<特集1>同人歌集評
五島諭『緑の祠』評:堂園昌彦・石川美南/山崎聡子『手のひらの花火』評:内山晶太/堂園昌彦『やがて秋茄子へと到る』評:仲田有里/石川美南『裏島』『離れ島』評:山田航/山田航『さよならバグ・チルドレン』評:石川美南/内山晶太『窓、その他』評:櫻木みわ

<特集2>座談会「大きな歌、小さな歌」
企画:堂園昌彦
参加者:石川美南、内山晶太、五島諭、清水寿子、種市友紀子、堂園昌彦、二又千文、山崎聡子、山田航

<評論>
松澤俊二「『近代短歌』から短歌の『近代』へ―研究の現状と展望について―」

<プロフィールと近況>

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